自作のレーシングポニーのこと

2014年11月17日 19:50

レーシングポニー

薄い革を長時間持つのは疲れる、縫う時に右手と左手で持ち替えるのが煩わしい…そんな時に役立つ道具「レーシングポニー」について書こうと思います。

メーカーによってレーシングポニーとかステッチングツリーとか呼び名は違うそうですが、大体3000円くらいからウン万円まで結構なお値段のするものなので、小物を作ることの多い私はこれまで手を出さずに来ました。
ですが、万年肩こりな上にステッチの多い商品の注文が続くとさすがにこれはあったほうが便利かもしれない…と思うように。何の道具かと言いますと、上の写真のように革を挟んで固定する道具なのです。革の手縫いは表裏から2本の針を使って交差するように縫っていくのです。

でもお店で見るたびに「これ自分でも作れるんじゃ…?」なんて思っていた私は、近所のDIYショップへ行って無謀にも自作に挑戦しました。

自作レーシングポニー

これは組み立て前の各部品。1枚の板と角材で作りました。なんかうまい具合にできているのは、DIYショップのおにいさんのおかげです。「こんなの作りたいんですけど…」と言いながら何から手をつけていいのかわからずにいる私のために、サッサと板を切り手取り足取りアドバイスしてくださいました。

革を挟む部分には後からスエードを貼りました。

レーシングポニーを使う

革を挟むためと角度固定のため、2カ所にボルトをつけました。固定用の角材は土台の板の裏から4本の木ネジでガッチリ留めています。

ノブスター

こんなふうにパタリと閉じられるので、使わない時も場所を取りません。
ノブスター(黒い取手)はボルトの締め具合を調整する時に反対側がナットだけだとやりにくいので後からつけました。

材料費は1000円くらいです。
サンマート、素晴らしい!!お店の外には「ど〜んと いっぱつ やってみよう(DIY)」の文字。やってみてよかったです。

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