これは私がお気に入りで使っているコウノトリの糸切りばさみです。ずっと欲しくて昨年の末にやっと手に入れたイタリア製のもの。
すごく切れ味が良くて、見た目も素敵なんです。

コウノトリってよくハサミのモチーフに使われるそうなんですが、もともとこれは赤ちゃんのへその緒を切るのに使われていたんですって。先が丸くて切れ味もそれほど良くはなかったみたいですよ。コウノトリが赤ちゃんを運んでくるという話は昔からあったもので、それに由来しているのでしょうか。

昔の女性は空き時間に針仕事をよくしていたので、こうしたハサミをかごなどに入れて手元に置いていたそうです。

さてこちらは本物のシュバシコウさん。コウノトリの仲間です。
友人がお正月に甥っ子を連れて福岡市動物園を訪れた時に撮ってきてくれました。 やはり赤いくちばしをしていますね。

シュバシコウは全国あちこちの動物園にもいるようなので、皆さんも動物園へ行く機会があったら見てみてくださいね。